【小豆坂古戦場】心霊スポット概略
・心霊スポット名:小豆坂古戦場-あずきざかこせんじょう
・住所:愛知県岡崎市
・ジャンル:歴史
・説明:
戦国時代に今川勢と織田勢との争いのあった場所の1つが、この「小豆坂古戦場」である。かつて2度ほどの戦があったとされているのだが、そのうち1つ(天文11年の戦)は無かったとの説もある。
戦の回数こそ定かではないが、この地で戦が起きたという事実は間違いない。多くの地が、この古戦場の周囲に染み込んでいるという事になる。
なお、この今川と織田との争いは、後の「桶狭間の戦い」という有名な戦まで続くことになる。
現地には槍立松や地洗池の碑が立てられているのだが、元々はここではなく別の場所からそれぞれ移設された経緯がある。そう書くと「なんだ違うのか」と思いがちだが、この辺一帯が古戦場であり、その象徴というか目印というか、そういった意味合いで、こうした碑は存在するものだ。
かつての戦場の面影こそないが、今ある碑を眺めながら、この周囲一帯で起きたかつての戦を思い偲ぶのも悪くないだろうと思う。
なお、ここにおける霊的な情報は実は少ない。手元の書籍でみても、学習研究社発行の「恐怖の心霊ゾーン・ガイド」に掲載されている位だ。そこに掲載されている内容も、碑で起きるのではなく、周辺において怪現象が起きているといった内容だ。したがって、霊的に突き詰めて調べるとしたら、周囲にもっと目を向けるべきなのかもしれない。
しかし、そんな事を突き詰めるより、先にも書いた様に戦の激しい時代に散っていった兵に想いを馳せながら、小豆坂古戦場の碑を前にしてみても良いのではと私は思うのである。
心霊スポット【小豆坂古戦場】現地写真
見ての通りの小豆坂古戦場の写真…といった感じである。
周辺は、これまた見ての通りの市街地であり、おおよそ心霊スポットの恐ろしげな雰囲気は皆無なのが特徴といえば特徴だ。
現地には、この写真に見られる「地洗池跡」の碑や、史跡によくある案内板などがある。
上の写真の場所を裏手から撮影。
その向こう側に見えるのは県道26号線。早朝という時間もあってか、思いっきり渋滞していたのが印象的だ。
遠目に見た小豆坂古戦場。
非常に小規模な区画にまとまっている。
東京の鈴ヶ森刑場跡と同じ位の規模だといえば分かり易いだろうか。