【旧本坂トンネル】心霊スポット概略
・心霊スポット名:旧本坂トンネル-きゅうほんざかとんねる
・住所:愛知県豊橋市〜静岡県浜松市
・ジャンル:道路
・説明:
大まかに「着物姿の女性の霊が出る」といった情報で有名なのが、愛知県と静岡県の境にある「旧本坂トンネル」である。
老若男女と出現する霊は疎らではあるのだが、女性という部分だけは共通する。それはこのトンネルのある道が「姫街道」と言う名であるからであろう。一般的に姫街道とは、女性が好んで使う道を指すのだが、その好まれた理由は、その場所により様々である。例えば、かつて関所が設けられていた時代、女性が関所を通過するのは非常に難しかった。そこで関所を避ける道が作られたと言うものがある。また、本道に比べ遠回りではあるのだが、安全な道である為に女性に好まれたといったものもあったりと様々だ。
この旧本坂トンネルにおける姫街道は、どうやら関所を避ける為に使われた道であるらしい。その道はなかなか険しい峠越えであり、道中で命を落とした女性も存在したと言われている。それらの霊が、姫街道のある本坂峠の現在における象徴的な場所「旧本坂トンネル」に現れるそうだ。
赤ん坊を抱いた女性や老婆、また際立って怖い情報として「逆さ女」と呼ばれる、トンネルの天井から逆様になった霊が現れるらしい。正に伊藤潤二先生の「トンネル奇譚」の世界だが、この漫画が元ネタな気がしてならない。
因みにトンネル奇譚におけるトンネルのモデルは岐阜の某所に存在するそうだ。
心霊スポット【旧本坂トンネル】現地写真
愛知側の旧本坂トンネルの坑口付近の姿。
右側にプチ廃墟があるのが愛知側の特徴だろうか。
因みに静岡側はコチラにて紹介している。
そのプチ廃墟を正面から撮影。
某通信会社の何等かの建物であったのは、扉の上部の黄色い部分に薄らと確認できるマークからも明らかである。
その建物の内部はこんな感じであった。
暗くて覗き込むのは気持ち悪かったが、特に何がある訳でもなくガランとしていた。
愛知県であるのが分かり易い写真だ。
扉の上のマークも何となく分かって頂けるかも。
坑口上部の銘板の写真。
「本坂隧道」と書かれている。
トンネル内部の写真。
補強工事が行われたのだろうか、何となく新しく感じる。
落書きは静岡側同様に多い。