【世界無名戦士之墓】心霊スポット概略

・心霊スポット名：世界無名戦士之墓-せかいむめいせんしのはか
・住所：埼玉県入間郡越生町
・ジャンル：戦跡・自殺
・説明：

ＪＲ八高線越・東武越生越生駅より西へ約１ｋｍほど向かった所に、世界無名戦士の墓は存在する。
広大な関東平野が一望でき、現地では大観山とも呼ばれている絶景スポットであり、春には桜の名所として多くの人々が賑わい、そして愛されている。

そんな世界無名戦士の墓なのだが、この名前から察するとおり、実は戦争という忘れられない、忘れてはならない過去の悲しき歴史を経て作られたものなのである。
第２次世界大戦時に戦死した将兵の遺骨が、そのまま土に埋もれていることを人々が悼み、昭和３０年に、多くの人々のちからにより完成を向かえた慰霊塔なのである。

そのせいか、現地では兵隊の霊の目撃談や、行進するかの様な足音が聞こえたという報告が多く聞かれる。
深夜に現地を訪れ、帰路の際に大勢の兵士に追いかけられたというのが、その代表的な例として挙げられよう。
現世に生きる、多くの人々に慰められてもなお、無念が晴れることは無いといったところなのか…。

また最近では、とある少年がここで自殺したのを境に、霊現象が頻繁に起きるようになったという噂も囁かれている。

余談だがこの「無名戦士の墓」は、毎年５月になると慰霊祭が行われている。戦没者の霊を慰め、夜間には世界平和への祈りをこめた花火が盛大に打ち上げられ現地の名物となっている。

本堂へと繋がる階段。
なかなかの段数で登り切るのに疲れるかもしれない。

上の建物は上部が展望台となっている。
訪れた際には是非上りたい…が、この空模様では何の意味もない。