【首切地蔵】心霊スポット概略
・心霊スポット名:首切地蔵-くびきりじぞう
・住所:栃木県宇都宮市竹林町
・ジャンル:刑場跡・呪い
・説明:
白沢街道沿いにある「竹林の首切地蔵」と呼ばれている、かつての宇都宮藩の刑場跡がある。そこで処刑された人の数は100人と伝えられており、過去にその処刑された罪人の遺骨が掘り起こされた事があったそうだ。
罪人の無念が染み込んでいるせいなのか、この白沢街道沿いでは交通事故を始め、様々な事故が妙に多いとの噂もある。呪われた土地の怖さの典型である。
そんな現地は、その経緯からくる先入観により、つい不気味な場所を想像しがちだが、実はひっそりとした佇まいである。というより「寂しげな雰囲気」といった方が正しいだろうか。
また、首切地蔵のすぐ近くに、目印ともいえる1本の松の木がある。何でも付近には「血染めの松」と呼ばれた巨木があったそうだが、この松の木がそれであるかは不明だそうだ。しかし、そういった言伝えのある場所に忽然と生える1本の松なのだから、やはり何かしら関係はあるのだろう。
なお、ここから南に下った場所に「白山神社」があるのだが、そこの裏手にいわゆる「胴塚」がある。そこは、この処刑場で切り落とされた後の胴が埋められた場所である。併せてチェックしたい場所だ。
心霊スポット【首切地蔵】現地写真
某銀行の前に、不自然といえば不自然に生える松の木。
2004年に撮影したものなのだが、現在は某銀行は無くなってしまった模様だ。
敷地内はこの様な感じだ。
何とも寂しそうな雰囲気を漂わせている。
お地蔵様が数体祭られている。
時間帯も手伝ってなのだろうか、やはり怖いというより寂しいと言った方が正しい現地の空気である。
写真は少々古いので、現在はもう少し違っているかもしれない。