【東池袋中央公園】心霊スポット概略

・心霊スポット名：東池袋中央公園-ひがしいけぶくろちゅうおうこうえん
・住所：東京都豊島区東池袋
・ジャンル：戦跡
・説明：

東京都内ＪＲ池袋駅から程近い場所にあるサンシャイン６０。
昭和５０年代に完成し、当時としては日本一の高さを誇っており、世間にも名の知れた都会の観光名所であり訪れた事のある人も少なくないであろう。

今でこそ華やかなイメージのあるサンシャイン６０と周囲一体のサンシャインシティだが、周囲の建設が始まる以前の現地の姿はご存知だろうか。
そびえ立つ超高層ビルと、そのふもと一帯はかつて「巣鴨プリズン」という名の収容施設であり、Ａ級戦犯者をはじめとする多くの戦犯・容疑者が収容され、また刑が執行された場所なのである。

Ａ級戦犯者の東条英機が昭和２３年に処刑されたのが歴史的に有名だが、先にも書いたとおり現在はその面影も殆どなく、サンシャイン横にある東池袋中央公園のなかに建てられた石碑に、その痕跡をわずかに残すだけとなっている。

現在でこそ、その姿は近代的なものに変貌したが、かつてこの地で多くの命が絶たれた事実は揺るぐことなく、そのためか現地では奇妙な噂が多く聞かれる。
サンシャインシティ建設の際に、不気味な呻き声が聞かれたのをはじめ、火の玉の目撃談などが比較的多く聞かれる。また公園内の石碑でも、呻き声や不気味な人影の目撃談も少なくない。

刑の執行を待つばかりの罪人たちの最後の念が、今でも現地を彷徨っているのだろう。

２００４年に訪れた際の写真から。
池袋という人の往来の激しい場所の中に、妙な静けさの一角が…といった感じだろうか。

石碑の裏にはこの様な文章が。