【鈴ヶ森刑場跡】心霊スポット概略
・心霊スポット名:鈴ヶ森刑場跡-すずがもりけいじょうあと
・住所:東京都品川区南大井
・ジャンル:史跡・刑場跡
・説明:
1651年に開設された処刑場であり、明治初期に廃止されるまでの間、数万人ともいわれる人々が処刑された土地である。
現地には磔台や火炙台、首洗い井戸などが保存され、当時の姿を今に見ることができる都指定旧跡だ。
しかし、もともとは大きな刑場であったのだが、現在はとても小規模にまとめられている。
多くの命が刑に処され亡くなったとあってか、現地は心霊スポットとしても古くから有名である。
数々のメディアでも扱われ、また噂も多く存在する場所でもある。
「奇妙な写真が撮れた」
といった内容は、その最たる例ではないだろうか。
この鈴ヶ森刑場跡に残される処刑のための設備の生々しさに、霊的なイマジネーションの働くスポットとして、この先も語り続けられていくのだろう。
心霊スポット【鈴ヶ森刑場跡】現地写真
2002年の夏に現地入りした。
夏の暑さにクラクラしながら、それでもなお若き頃より噂を聞いてきた、その地に立っていることに興奮したのを覚えている。
磔台と火炙台が残されている。
はるか昔、正にこの台の上で罪人が処刑されたのかと思うと、何とも恐ろしい気分となった。
首洗いの井戸には網が被されていた。
確かにこんな所に穴がポッカリと空いていれば何かと危険だ。
様々な意味で用心に越したことはない。
しかし霊的な意味では、たかが網では安心できないだろう。
刑場跡の全体は実にこじんまりとしている。
しかも周囲は国道やら首都高やらで、車の騒音も当たり前の様に聞こえ、例えば地方の心霊スポットの様な静かさは望めない。