【青木ヶ原樹海】心霊スポット概略
・心霊スポット名:青木ヶ原樹海-あおきがはらじゅかい
・住所:山梨県南都留郡富士河口湖町
・ジャンル:自殺の名所
・説明:
西湖の西側に目を向けると、ゴツゴツした溶岩が水辺にまで押し寄せ、それを覆い隠すように生い茂る針葉樹が目に入ってくる。
その姿は美しくもあるのだが、ある種独得の雰囲気を醸し出し何所となく不気味にも思えてくる。
そこが“自殺の名所”として非常に有名な「青木ヶ原樹海」である。
毎年30人前後の自殺者を出しており、自殺者の余りの多さと「一度足を踏み入れたら出てこれない」というイメージから「魔の森」として人々に恐れられている。
しかし、実際には樹海の一部には遊歩道が設けられており、そこを歩く上では特に問題はない。
しかし、遊歩道から原生林の内部に潜入した場合には、その安全度は格段に下がるもはいうまでもない。
いくら進めど似たような景色が広がり、また足元はゴツゴツした溶岩岩だ。
時に大小様々な穴もあり、普通に歩くのすら難しいく、またそれに足を取られて怪我でもしようものなら、さらに歩行は困難なものとなる。
そういった地形条件が、自殺として利用されているのだろう。そういった自殺者の霊が、この青木ヶ原樹海には多く存在しているのだ。
心霊スポット【青木ヶ原樹海】現地写真
樹海の広さは広大だ。
その中から、上の写真に書かれた遊歩道を歩いてみる事にした。
因みに樹海とはいえ遊歩道を歩く分には問題はない。
程なくして上の様な看板が出てくる。
様々な書籍やネットで、よくみる構図かもしれない。
近年は落書きされた姿が見られた様な気がした。
命の看板といったところだろう。
「一人で悩まず」と書かれてはいるが、何から何まで相談していると煩わしく思われてしまったりで、人間関係は何かと複雑だ。
遊歩道は常にこの様な雰囲気だ。
もちろん深夜ともなれば、雰囲気は一変するのは言うまでもない。
しかし、遊歩道を少しでも外れると、この様な有り様だ。
不気味さよりも汚さを感じてしまう。
私が内部に潜入した際には、自殺および自殺志願者の形跡は見られなかった。そう簡単に遭遇するものではないらしい。
遊歩道から程近い樹海内部に忽然と姿を見せるテント。
テントを張ってリアルにキャンプをしている訳ではないらしい。
以前にテントを張って放置したのか、はたまた“演出”なのか、その真意は不明だ。
しかしドキドキしたのは確かだ。