【旧御坂トンネル】心霊スポット概略
・心霊スポット名:旧御坂トンネル-きゅうみさかとんねる
・住所:山梨県南都留郡富士河口湖町〜笛吹市御坂町
・ジャンル:トンネル・旧道
・説明:
河口湖の湖畔をかすめるように走る国道137号線を御坂町方面へ進む。上り坂を進むと、やがて御坂トンネルに突き当たる。そのトンネルには進まず、右横にある旧道「御坂みち」を進み「天下茶屋」を目指し進めば、やがて旧御坂トンネルが見えてくる。
この位置から望む富士山と河口湖の姿は絶景だ。そして天下茶屋は、太宰治が「富岳百景」を書くために滞在していた場所ということもあり、観光名所として昼間などはかなりの観光目的の方々が、この地を訪れている。
この美しい景色を背に向けると、山肌にポッカリと口を開けたトンネルが目に入る。そのトンネルが「旧御坂トンネル」だ。このトンネルでの霊現象は様々で、例えば「首なしライダー」なんていう現代に聞かれる霊現象の代表(?)といえるものや、内部に進入した車の台数が、トンネルを出た時には変わってしまうという風変わりな情報もある。しかし何といってもこのトンネルでは「三角帽子を被った僧侶の霊」というのが代表とされるであろう。非常に具体的な情報であり、また何とも分かりやすいスタイルには興味を抱かずにはいられない。トンネルや周囲との因果関係があるものなのだろうか…。
また、その他の情報として「樹海の自殺者の霊が集まる場所」というのがあるのだが、肝心の樹海までの距離があまりにも離れており(直線距離にして約14km)安易に信じるには少々無理があると感じる。もっとも“距離”という観念が霊に当てはまるかどうかは疑問なのだが。
なお、この旧御坂トンネルは、冬季になると内部に立ち入ることが出来なくなる。実際に訪れる際には十分に気をつけたいところである。
心霊スポット【旧御坂トンネル】現地写真

旧御坂トンネルを前にして。
感光日和の素晴らしい天候に、心霊スポットとしての雰囲気は完全に鳴りを潜めていた。

内部はこんな感じであった。
もっと奥へ行きたかったのだが、この時は冬季シーズンであったため侵入禁止であった。

現地は心霊スポット以前に観光名所である。
下手をすれば、この様な状況下になってしまうのを覚えておこう。

旧道は「御坂みち」と名付けられている。
左に見えるのは新御坂トンネルだ。