【花魁淵】心霊スポット概略
・心霊スポット名:花魁淵-おいらんぶち
・住所:山梨県甲州市塩山一之瀬高橋
・ジャンル:水場・殺
・説明:
山梨県甲州市塩山一之瀬高橋に存在する「花魁淵」は、もはや説明するまでもない、余りにもメジャーな心霊スポットだといえる。
武田氏の隠し金山の秘密が漏れることを危惧し、五十五人の遊女を「柳沢川」に突き落とす様に仕込み殺害したことが、ここを心霊スポットと言わしめたその由来となる。
そのことから、ここは「五十五人淵」という別名をもつ。
その惨劇の場は諸説あるそうだが、どちらにしても国道20号「青梅街道」沿いの柳沢川での悲劇であることは間違いなさそうだ。
なお現地には、供養塔や案内板、またお堂などがある。現地に訪れた際には押さえておきたいポイントだ。
現地の噂は、やはり遊女を連想する霊の目撃例が基本だろう。
「女性は行かない方が良い」
という噂も存在する。
また、道路形状からか交通事故も少なくはなく、その中には“霊の仕業”と思われるものもあるそうだ。
なお、現在はバイパス工事が完了し、下の写真に見られる場所への道程は旧道となってしまった。なおかつ、その旧道は厳重に閉鎖されてしまい、基本的に立ち入る事は不可能となっている事を、ここに記載しておこう。
心霊スポット【花魁淵】現地写真
花魁淵の入口に建てられた慰霊碑。
この横には案内板もあり、それと併せて当地の目印となっていた。
その向こう側には階段があり、小規模な展望台も設けられていた。
その展望台から眺めた滝の写真。
「銚子滝」という名だ。
勢いよく大きな音をたてて流れていた。
銚子滝から流れ出た水の図。
この部分は川幅がやたら狭く、そのため必然的に川の流れは早くなってしまう。
花魁淵付近の橋とトンネル。よく見る写真だ。
今となっては基本的に立ち入る事が出来ない場所となってしまっている。
上の花魁淵より上流へ向かうと、この様な橋が見えてくる。
「藤尾橋」という名の橋だが、非常に古い橋らしく立入禁止であった。
この橋の付近が、真の花魁淵であるとの話もある。
この撮影時にはバイパス工事の最中であったが、現在では既に完成しており、それに伴い花魁淵への侵入は不可能となっている。
因みにこのトンネル名は「一之瀬高橋」だそうだ。