【吹上隧道】心霊スポット概略
・心霊スポット名：吹上隧道-ふきあげずいどう
・住所：東京都青梅市成木８丁目〜黒沢２丁目
・ジャンル：トンネル
ＪＲ青梅駅から埼玉県名栗町に伸びる成木街道の途中にある吹上峠。
現在そこには新吹上トンネルが現役として使われているのだが、この地ではそれ以外に２つのトンネルがある。
昭和の時代に作られ、新トンネルが開通するまで使われていた吹上隧道と、明治時代に掘られた、見るからに歴史を感じさせる旧々吹上隧道である。
昭和という比較的新しい時代に作られたトンネルは、内部に外灯も存在しさほど恐怖も感じない。
しかし旧々吹上隧道には、作られた時代もあり、灯りなど当然のように存在しない。そのため、内部は日夜問わず漆黒の闇が待ちうけており、不気味なまでの異空間を作り出している。
一見しただけで恐怖感を抱かせるこのトンネルには、やはり霊の噂が存在している。
目撃例も多種多様で、白い着物姿の女性や中年男性の目撃例。
また男性の呻き声が聞かれたり、人魂の目撃談などバラエティに富んでいる。
また、以前は車で通行可能であった頃の旧トンネルでは、突如女性が車に乗り込んでくるといった報告例もあったそうだ。
心霊スポット【吹上隧道】現地写真
吹上隧道を上から眺めると、この様な雰囲気だ。
昼間では特に怖さも感じないかもしれないが、深夜ともなればなかなかの雰囲気を感じさせる。
黒沢側の坑口。
照明設備が現役なので、深夜の潜入時の難易度は低いと言える。
安易に訪れたとしても、視界の確保は容易だ。
といって安易に訪れて近隣住民への気配りを、安易に忘れてはいけない。
坑口を目前にして。
内部のオレンジ色の照明が、何とも言えない雰囲気を作り出している。
たったひとりでここに立てば、難易度は低いとはいえ独特の不安感に駆られるのは普通の事だろう。
内部の写真だ。
内部の雰囲気は、昼夜を問わずといったところだろう。
風の強い日などは、風音が鳴り響き独特の雰囲気を演出してくれる要因の１つを作り出す。